母子指導員

仕事内容

全国各地に設置されている母子生活支援施設に勤務して子育てに携わる仕事をするのが母子指導員です。

母子生活支援施設とは児童福祉法にもとづき1947年から国内に設置が始まった福祉施設で、主に父親のいない母子家庭に対して入所をさせその生活を支援していく目的で使われます。

この場合の母子家庭とは、父親と離婚や死別をしたようなケースに加え、何らかの事情により父親と別居をしていたり同居をすることが望ましくないにもかかわらず離婚をすることができずにいる人も含まれます。

利用に際しては子供が満20歳になるまで入所可能となっており、その間には母子指導員が母親と子供の心身と生活の安定のための援助を行っていくことになります。

必要な資格

母子指導員として勤務をするためには、まず「母子指導員任用資格」を取得しなくてはなりません。

母子指導員任用資格の他にも、事前に保育士や社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得している場合にも同等の能力があるものとして採用の対象となります。

ただしこれは必ずどれかを取得しなくては業務にあたることができないという排他的な性格を持つものではなく、あくまでも採用は各地の福祉施設の方針や人材の状況によって判断をされます。

実際のところ業務内容にかなりの専門性が含まれることから無資格で就職できるという例はほとんどなく、資格がない場合でも何らかの形で福祉関係の仕事の実務経験がある人が働いています。

待遇・給料

母子指導員の勤務先となる母子生活支援施設は公的施設であることから、職員の身分は地方公務員として扱われます。

従って給与も地方公務員法に基づき、水準に基づいた計算方法で支払われることとなります。

公立以外にも私立の母子生活支援施設も各地にあり、その場合はそれぞれの施設が独自に定めた給与体系によって待遇が決まることになります。